- Home
- ホームホスピスこまつとは
ホームホスピスこまつとは
いつも温かいご支援をいただき、ありがとうございます。
ホームホスピスと出会ったのは、2004年に宮崎のかあさんの家がオープンしてすぐの頃でしたので、20年も前のことになります。
この間、ホームホスピスの講演会を開催するなど、小松のまちにホスピタリティを広めたいと願い、いのちにやさしいまちづくりの活動を続けてきました。2015年に小松市末広町の民家をお借りして、ややのいえをオープンいたしました。ホームホスピスの開設にと動きはじめましたが、耐震や耐火やスプリンクラーの設置などの課題があり、叶いませんでした。2021年、日本財団の「もうひとつの家プロジェクト」に採択していただいたことをきっかけに、北陸はじめてのホームホスピスを開設するために動きはじめました。2022年はコロナ禍に加えて世界情勢もウクライナの戦果、オープン前の8月には豪雨で小松市内では浸水被害が相次ぎました。建築費の高騰や資材不足により完成までに予想以上の時間を要しました。この間にはクラウドファンディングにご賛同いただき、沢山のみなさまにご支援をいただきました。心より感謝申し上げます。今も大きな心の支えとなっております。
2022年9月23日に開所し、10月にはじめての入居者の方をお迎えしてから1年と8か月になります。この間に9名の入居者をお迎えし、5名の方々の旅立ちにご一緒させていただきました。目をつむるとお一人おひとりと過ごした日々、ご家族との日々が思い出されます。
2023年11月にNPO法人いのちにやさしいまちづくりぽぽぽねっとを、NPO法人ホームホスピスこまつに吸収合併いたしました。2024年元旦の能登大震災に際しては、直接的支援が必要と4日に「ややのいえ能登応援チーム」を立ち上げたところ、全国のみなさまから物資やご寄附等、たくさんのご支援をいただきました。支援は今もかたちを変えながら続いており、7月には、珠洲、輪島、七尾で、星つむぎの村のみなさまとプラネタリウム&おなかの保健室を地元の方々とご一緒に企画しながら準備をすすめているところです。
ぽぽぽねっとの活動は、1997年からはじまりました。生と死の文化を豊かにするコンサートや講演会、いのちの学校、暮らしの保健室、聞き書きカフェ、親子支援事業そらまめ教室、認知症ケアコミュニティマイスター講座、がんと共に自分らしく生きる会等、永年、様々な活動を行ってきました。これらの活動は、今後も、ホームホスピスこまつの「地域づくり事業ぽぽぽねっと」として継続してまいります。
どうぞ引き続き、ホームホスピスこまつの活動をご一緒いただきますよう心よりお願いいたします。
NPO法人ホームホスピスこまつ理事長 榊原千秋
ホームホスピスこまつとは
多主体多職種と協力しながら、在宅における当事者とその家族を支援するホームホスピス事業及び病気や障がい等により介護が必要になっても最期まで安心して暮らしていけるまちづくりを行います。
■ホームホスピス「もう一つの家ややさん」の運営
■ぽぽぽ地域づくり事業
・いのちの学校
・女性のための暮らしの保健室(小松市委託事業)
・小松市認知症ケアコミュニティマイスター養成講座(小松市委託事業)
・そらまめ教室(小松市委託事業)
2016年3月29日 | 設立。準備期間とし、活動実績なし。 |
---|---|
2021年11月 | 日本財団「もう一つの家づくり事業」(1年目建物、2年目3年目は地域づくり事業)採択をきっかけに「コミュニティスペースややのいえ」を改修。 |
2022年2月 | 会員募集開始。 |
2022年4月 | 日本財団「地域づくり事業」2年目開始。 |
2022年9月23日 | コロナや大雨の影響を受け、6か月遅れで北陸初となるホームホスピス「もう一つの家ややさん」を開設。 |
2022年11月 | 瑤子女王妃殿下視察。 |
2023年4月 | 日本財団「地域づくり事業」3年目開始 |
2023年11月8日 | 目的を同じとする「NPO法人 いのちにやさしいまちづくりぽぽぽねっと」を吸収合併 |
2024年1月 | 日本財団「令和6年度能登半島地震に関わる支援活動」助成金採択 被災地支援の活動を行う。 |
2024年 | 認定NPO申請にむけて準備中。 |
2021年 日本財団「もう一つの“家”プロジェクト」採択
【助成内容】在宅看取りの環境づくりのための高齢者の生活拠点の開設(1年目)と地域づくり事業(2年目、3年目)の計3年間の活動に対して助成
2021年度 日本財団「もう一つの家ややさん」改修工事 助成額:20,000,000円
https://komatsu.keizai.biz/photoflash/744/
①生と死の文化を豊かにするコンサート「魂のいちばんおいしいところ」
ゲスト:Diva(谷川賢作・高瀬‘makoring’麻里子・大坪寛彦)、覚和歌子、谷川俊太郎
③多世帯交流事業
1)防災教室
2)手のひらガーデン“苔テラリウム”作り
3)お餅つき大会
4)おむすびややさん
5)庭作りワークショップ 講師:合同会社白山麓ナーセリー
④いのちの学校
1)いのちの学校-イノベーションは続く-
講師:市原美穂・秋山正子
2)「ホームホスピスの空間づくり」-穏やかに最期まで暮らす場のあり方-
講師:山口健太郎・黒岩雄二・常橋明浩・榊原千秋
3)まんまーる
⑤在宅ホスピスパートナー養成事業
1)在宅ホスピスパートナー養成講座
2)「身じまいの文化」 講師:春日キスヨ
⑥情報発信
1)ホームぺージ作成
2)つうしん「こちら末広町88番地」発行
3)パンフレット作成
②いのちの学校
1)WILDWOMAN2023
ゲスト:高橋真理子・覚和歌子・高瀬‘makoring’麻里子・栗田妙子・にんぎょうげきやさん
2)「日本語で語る臨床倫理」 講師:新田國夫・迫田朋子
3)「こまつ医療・介護連携講演会」 講師:迫井正深
4)小松がんと共に自分らしく生きる会「まんまーる」
③ホスピスパートナー養成講座
1)「とことん当事者の意思決定支援」 講師:古屋聡
2)「認知症・せん妄状態についての研修会」 講師:上野秀樹
3)「ホームホスピスのあるまちのつくり方」 講師:松本京子
4)「BCP実践シュミレーション訓練」 講師:山岸暁美
5)ホスピスパートナー養成事業
6)地域づくりミーティング
④暮らしの保健室
1)医療介護相談
2)お出かけ暮らしの保健室
3)粟津よりあい語り場かっちゃんち
⑥多世帯交流事業
1)夏祭り
2)お餅つき大会
3)お花見交流会
4)みんなで防災教室
⑦情報発信
1)ホームページ更新
2)つうしん「こちら末広町88番地」発行
3)「ややのいえのものがたり」作成
2024年度 日本財団「令和6年能登半島地震に関わる支援活動」 助成額:1,000,000円
①おなかの保健室
②快うん関連のパンフレット作成と提供
③被災地・2次避難所への便秘対策等の救援物資の提供
④能登半島支援プラネタリウム&おなかの保健室